林大城

林大城はやしおおじょう
長野県松本市里山辺
Mapion

城址遠望 左・林大城 右・林小城
別名 金華山城
交通 長野自動車道「松本」ICから車で15分。
築城年代 室町時代か
築城者 小笠原清宗か
形式 山城
主な城主 小笠原長時
信濃守護小笠原氏の本城。
小笠原氏系図」によると、林城の築城は小笠原清宗の頃とされ、井川城から移ったものといわれるが、年代については諸説あり、明らかではない。
1550年(天文19)7月10日、南方8キロにある小屋城に入城した武田晴信は、小笠原長時が拠る林城の攻略を開始した。15日に乾の城(埴原城か)が落城した事に城兵は逃亡し、長時が拠るこの林城をはじめ深志城桐原城山家城等の周辺諸城は自落した。
東尾根堀切 三の丸 二の丸
二の丸から本丸方面・土橋 本丸・二の丸間土橋に残る石積み 本丸
本丸土塁 本丸土塁石積み 三の丸虎口
西尾根段曲輪群・堀切 城址最西端空堀 城址から北西の眺め

参考文献 「現地案内板」
                  「戦国武田の城 有峰書店新社」
訪城回数 2
2006年10月
2008年4月