栃木県鹿沼市下南摩町
--堀切--
| 別名 | 下南摩城 |
| 交通 | 東武日光線「樅山駅」からバス「JA南摩支店前」下車。 南西麓に建つ招魂社から登山道があります。 |
| 築城年代 | 1574年(天正2) |
| 築城者 | 南摩氏 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 南摩氏 |
| 戦国時代、下南摩郷は皆川城主皆川氏に仕えた高木讃岐規衡の領地であったが、やがて主家と不和となった。そこで唐沢山城主佐野盛綱の力を頼み、その家臣赤見内蔵介広孝を城主に迎えると滝尾山麓に館を構えた。そして1510年(永正7)広孝は南摩蔵人太夫広孝と改名し、以後南摩氏が支配した。 1574年(天正2)孫の南摩秀村の頃、滝尾山頂の新城がほぼ完成したが、1576年(天正4)秀村が病没すると鹿沼城主壬生義雄の支配下となり、壬生氏家臣である一色右衛門が城主となったという。 1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻め後、壬生氏滅亡に伴い、滝尾山城は廃城となった。 東に大芦川、西に南摩川を望む滝尾山に築かれており、横堀や桝形虎口、堀切を多用した壮大な縄張りを持つ。遺構は大きく分けて山麓の招魂社裏、西側山腹、山頂部の3つに区分出来るがその築城法には相違も見られ、山頂部が築城当初の遺構で、その後山麓部が増築されると物見の役割を果たしたものと考えられている。また周辺には竹ノ内や古宿、新宿等の地名も残されている。 |
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| 招魂社 | 横堀 | 桝形虎口 |
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| 主郭 | 主郭土塁 | 主郭西下横堀 |
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| 堀切�� | 堀切�� | 山頂部主郭 |
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| 山頂部主郭桝形虎口 | 山頂部東曲輪 | 山頂部北曲輪 |
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| 山頂部北曲輪横堀 | 山頂部北曲輪石積み | 南西から城址遠望 |
「史跡めぐり 栃木の城 下野新聞社」
訪城回数 1
2022年2月
