館山城

館山城（たてやまじょう）
山形県米沢市大字舘山

--東館跡から城址遠望--

別名	米沢古城
交通	JR米坂線「西米沢駅」から徒歩35分。
築城年代
築城者
形式	平山城
主な城主	伊達政宗

伊達・信夫地方を本拠としていた伊達氏は、1548年(天文17)15代晴宗の時、桑折西山城から米沢に拠点を移した。これまでその本城は米沢城とされていたが、近年発掘調査の結果、この館山城が主城であったのではないかと考えられており、議論が続けられている。
元々この地には奥州藤原氏一族の新田冠者経衡の居館があったと伝わり、1584年(天正12)伊達輝宗が隠居所として館山城に住んだとも伝わる。
1587年(天正15)伊達政宗により館山城は大規模な改修が行われるが、1591年(天正19)豊臣秀吉による奥州再仕置により、伊達氏は岩出山城移封となり、米沢を去った。
城址北東先端は館山発電所施設となっているが、遺構は良く残されており、保存会による案内板も充実している。


北東から城址遠望	東館跡	東館跡・井戸跡


二の丸(馬出曲輪)南枡形虎口	二の丸(馬出曲輪)	二の丸(馬出曲輪)西枡形虎口①


二の丸(馬出曲輪)西枡形虎口②	本丸・二の丸(馬出曲輪)空堀	本丸


本丸背後堀切水路が流れている	物見台跡に立つ石祠	北館跡

参考文献　「現地案内板」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「山形・宮城・福島の城郭　新人物往来社」

訪城回数　1

2013年9月