龍野城

龍野城たつのじょう
兵庫県たつの市龍野町北龍野
Mapion

--復元された本丸御殿--
別名 霞城
交通 JR姫新線「本竜野駅」から徒歩25分。
築城年代 1672年(寛文12)再建
築城者 脇坂安政
形式 平山城
主な城主 赤松広秀(斎村政広)・脇坂氏
元々龍野城は鶏籠山に築かれていたが、1585年(天正13)但馬国竹田城に移った赤松広秀(斎村政広)に代わって蜂須賀正勝や福島正則、木下勝俊が入城すると、山麓の曲輪群及び城下町は整備されていった。
1617年(元和3)には本多政朝、続いて小笠原長次、岡部宣勝、京極高和が城主となるが、1658年(万治1)高和が讃岐国丸亀城へ移ると、龍野城は破却され、その後14年間天領となった。
1672年(寛文12)信濃国飯田城から脇坂安政が5万3千石で入部すると、龍野城は再建され、以後脇坂氏が10代安斐まで続き、明治を迎えた。
現在城址は資料館や裁判所敷地となっているが、本丸御殿や櫓が復元されている。御殿裏手から鶏籠山登山道があり、15分〜20分程で古城址。
併設する歴史文化資料館 虎口 南東から鶏籠山と山麓龍野城遠望

参考文献 「ひょうごの城 神戸新聞総合出版センター」
  「大阪・兵庫の城郭 新人物往来社」  
訪城回数 1
2012年10月