作山城

作山城つくりやまじょう
香川県高松市香西南町
Mapion

--大内堂--
別名     
交通 JR予讃線「香西駅」から徒歩20分。
築城年代       
築城者 香西氏
形式 山城
主な城主 香西佳清
築城年代は不明だが、元々この地は狼煙場があったとされ、海上警備の芝山城佐料城との繋ぎの城として古くから香西氏により取り立てられたものと思われる。その後北方250メートルに藤尾城が築かれると、副郭としての役割を持ったと考えられ、両者は深田の中に設けられた小道で通じていたと伝えられる。
薬師山から連なる標高16メートルの丘陵の背後を掘りきり、独立させた「作山」が城址で、名称もこれに由来する。勝賀中学校西側が「作山」であったようだが、現在は宅地化されている。更に西側には大内堂(荒神社)が建つ。これは大内義興に従うようになった香西氏15代元定が義興の死後、その恩義に報いる為、義興の霊像を安置したものとされる。

参考文献 「現地案内板」
                        「香川・徳島・高知の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2015年1月