浦江城

浦江城うらえじょう
大阪府大阪市北区大淀南3丁目
Mapion

--素盞烏尊神社境内・八幡社--
別名 手好城・海老江城
交通 大阪環状線「福島駅」から徒歩15分。
築城年代       
築城者       
形式 平城
主な城主 足利義昭
築城者・年代は不明だが、「細川両家記」等によると、1531年(享禄4)中嶋合戦後、堺公方足利義維・細川晴元の拠点であるへの侵攻を図る細川高国が浦江に本陣を置いている。
1570年(元亀1)織田信長が野田・福島に籠る三好三人衆を攻めた際、9月2日、足利義昭が2千の兵を率いて堀城に入城し、同月12日信長と共にこの浦江城へ移ったといわれる。しかし同日夜半、石山本願寺が蜂起すると織田方は劣勢となり、同月22日、天満森の陣に退いた。
浦江城は旧浦江村大字西里に在ったと伝えられるが、今日その位置は判然としない。「素盞烏尊神社(浦江八坂神社) HP」によると浦江公園に隣接する素盞烏尊神社(八坂神社)境内に建つ末社八幡社は浦江城の守護神として祀られていたという。

参考文献  「素盞烏尊神社(浦江八坂神社) HP」
    「戦国合戦史事典 新紀元社」
      「織田信長合戦全録 中公新書」
訪城回数 1
2017年1月