秋田県南秋田郡八郎潟町浦大町
城址案内・入口地図
--本丸に復元された冠木門--
| 別名 | 浦村城 |
| 交通 | JR奥羽本線「八郎潟駅」から徒歩40分。 |
| 築城年代 | |
| 築城者 | 三浦氏 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 三浦盛永 |
| 1247年(宝治1)相模国衣笠城を本拠としていた三浦氏が5代執権北条時頼に滅ぼされると、その一族は全国に四散するが、浦城三浦氏は戦国時代、関東管領上杉氏方で、その後武田方となった三浦和田氏？が秋田城介に招かれ、羽洲秋田へ移った事に始まると考えられる。そして1558年(永禄1)頃に三浦盛永が浦城主になったという。しかし浦城三浦氏については諸説あり、その出自、又浦城の創建についても不明な点が多い。 1589年(天正17)湊城を居城とする湊安東氏と檜山城を居城とする檜山安東氏の内紛(湊騒動)において、盛永は湊安東氏方の総大将として檜山城を攻めるが、その後反撃に転じた檜山安東氏方石岡主膳に浦城を攻められ、盛永は自刃、落城した。 南西麓に建つ三浦氏ゆかりの常福寺奥に城址入口・案内があり、ここにパンフレットが置かれている。城址は無駄に改変されず、遺構に十分配慮した好感の持てる整備がされており、逆茂木や櫓が復元されている。 |
 |
 |
 |
| 南西から城址遠望 左の高い山が高岳山 城は右の尾根上に築かれている |
城址最西端 高岳山との峰続きを断つ薬研掘 |
薬研掘から降ると西観音の滝がある 水はここから樋堰で引いていたという 三浦盛永自刃の地でもある |
 |
 |
 |
| 屋敷跡西側堀切 | 屋敷跡�� | 屋敷跡北下帯曲輪 |
 |
 |
 |
| 屋敷跡�� | 堀切 | 鐘撞堂跡 大鐘をかけた櫓があったという |
 |
 |
 |
| 武者溜跡から南方の眺め | 本丸から見下ろす武者溜跡 | 本丸 |
 |
 |
 |
| 本丸井戸跡 | 本丸から高岳山方面 高岳山には烽火台が設けられてい たようである |
東尾根三重堀切 |
「青森・岩手・秋田の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年4月
