静岡県掛川市西大渕
--本丸南下門跡--
| 別名 | 松尾城・両頭城 |
| 交通 | JR東海道本線「袋井駅」からバス「七軒町」下車。 |
| 築城年代 | 1578年(天正6) |
| 築城者 | 大須賀康高 |
| 形式 | 平山城 |
| 主な城主 | 大須賀忠政・能見松平氏・井上氏・本多氏・西尾氏 |
| 1578年(天正6)から1580年(天正8)頃、北東6キロに位置する武田方高天神城攻めの拠点として、徳川家康家臣で馬伏塚城主大須賀康高により築かれた。 1581年(天正9)3月、高天神城を攻略すると、横須賀城は近隣支配の拠点となる。 1589年(天正17)康高が没すると、男子が無かった事から榊原康政の子忠政が跡を継ぎ、1590年(天正18)家康の関東移封に伴い、上総国久留里城へ移った。代わって横須賀城には渡瀬繁詮、次いで有馬豊氏が入る。 1600年(慶長5)関ヶ原合戦後、豊氏は丹波国福知山城へ移封となり、横須賀城に再び大須賀忠政が入城すると、横須賀藩が成立した。その後、能見松平氏・井上氏・本多氏・西尾氏と続き、最後の城主西尾忠篤の時、明治維新を迎え、廃城となった。 城址は横須賀城跡公園となり、天守跡の平面表示や玉石を積んだ特長的な石垣等、綺麗に整備されている。 |
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| 米蔵跡 | 本丸 | 本丸に立つ城址碑 |
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| 本丸天守台 | 本丸から南側 | 本丸石垣�� |
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| 本丸石垣�� | 本丸南曲輪跡 | 本丸南下石垣 |
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| 本丸南下門跡 | 本丸南下門跡石垣 | 北の丸から見る本丸天守台 |
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| 北の丸から見る松尾山 築城当時の本丸ともいわれる |
外堀跡 | 西大手門跡 |
「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
2013年8月
