京都府福知山市内記
--天守閣--
| 別名 | 横山城・臥竜城・八幡城 |
| 交通 | 各線「福知山駅」から徒歩15分。 |
| 築城年代 | 1579年(天正7) |
| 築城者 | 明智光秀・秀満 |
| 形式 | 平山城 |
| 主な城主 | 明智光秀 |
| 福知山城は、小笠原長清の後裔塩見大膳頼勝が、掻上城を築き立て籠もった事に始まるという。そして頼勝の子頼氏は、姓を横山に改め、曽我井の地に横山城を築いたとされる。 1573〜90年(天正年間)横山城には頼氏の子信房がいたが、1579年(天正7)8月、明智光秀に攻められ落城した。光秀は城代に藤木権兵衛と明智秀満を置き、この時改築が行われ、福知山と命名したという。 1582年(天正10)山崎合戦で光秀が敗死すると、羽柴秀吉の養子秀勝、次いで杉原家次、小野木重勝が城主となった。 1600年(慶長5)関ヶ原合戦に際し、重勝は西軍に属し、丹後国田辺城主である東軍細川忠興の父幽斎を攻めたが、関ヶ原合戦後、福知山城は忠興に攻められ、重勝は自刃した。 その後遠江国横須賀城から有馬豊氏が6万石で福知山城に入城し、改修が行われた。今に残る福知山城と城下町の形態が整備されたのはこの時代と推定されている。 1620年(元和6)12月、豊氏が筑後国久留米城に移ると、岡部長盛、稲葉紀通、松平忠房と続き、朽木稙昌が入城すると幕末まで朽木氏が在城した。 福知山城の石垣には五輪塔や宝篋印塔が多く使用されている。これは明智光秀が近隣から集めたという伝承があり、石垣に利用する大量の石材が近辺に無かった事、また時間的余裕が無かった為といわれている。 |
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| 内榎原門跡 | 東下を流れる法川 左の建物は美術館 |
本丸石垣 |
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| 天守台に使用されている転用石�� | 天守台に使用されている転用石�� | 移築された銅門番所 |
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| 豊磐井(手前) 井戸の深さは50メートルで、 城郭内湛水井としては日本一という |
本丸に建つ朝暉神社 | 本丸から西方、二の丸・伯耆丸方面 元は地続きであったが、その後掘り 切り、橋が架けられていたという。 |
「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2011年9月
