岐阜県恵那市明智町
城址入口地図
--南西、千畳敷砦から城址遠望--
| 別名 | 白鷹城 |
| 交通 | 明智鉄道「明智駅」から徒歩15分。 |
| 築城年代 | 1247年(宝治1) |
| 築城者 | 遠山景重 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 明知遠山氏 |
| 1247年(宝治1)岩村城主遠山左衛門尉景朝の子で、源頼朝の重臣加藤次景廉の孫にあたる遠山明知氏の祖、遠山三郎兵衛尉景重により築かれたといわれる。 戦国時代、遠山氏は武田信玄に従っていたが、後に織田信長に従うようになる。1572年(元亀3)11月、岩村城主遠山景任病没後、信玄は秋山虎繁(信友)に岩村城を攻略させ、更に12月、明知城・苗木城の両遠山氏等を上村合戦で破った(上村合戦は元亀元年説もある)。この時明知城主遠山景行とその子景玄は戦死するが、景玄の子である一行は幼少であった為、叔父利景が補佐した。 1574年(天正2)1月、信玄の跡を継いだ武田勝頼は2万の兵を率いて岩村城に進出すると、一夜城に布陣し、明知城・串原城(大平城)を囲んだ。これに対し信長は信忠と共に3万の兵で神篦城に入城し、次いで明知城西方鶴岡山に布陣するが、武田方山県昌景が1千騎を以って退路を断ち、山岳戦の不利を思った信長は撤退、援軍を失った明知城は落城した。この時信長は神篦城に河尻秀隆、小里城に池田恒興を在番させ、両城の改修を命じている。 しかし1575年(天正3)5月、信長は長篠合戦で勝頼を破ると、続いて信忠に岩村城を攻めさせ、明知城は岩村城と共に落城した。利景は徳川家康の下に逃れるが、本能寺の変後、明知城に復帰した。 その後利景は金山城主森長可に明知城を追われるが、関ヶ原合戦の際、西軍方明知城を奪い、続いて岩村城を開城させた。 1615年(元和1)幕命により明知城は廃城となり、山麓に明知陣屋が置かれた。 遠山明知氏は利景の後、12代を経て明治維新に至った。 |
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| 畝堀�� | 畝堀�� | 東の丸 |
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| 二の丸 | 本丸 | 石垣 |
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| 出丸石垣 | 出丸 | 出丸にある陣屋の柱石 |
「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2008年4月
