左沢楯山城

左沢楯山城あてらざわたてやまじょう
山形県西村山郡大江町左沢
Mapion

--南西から城址遠望--
別名 左沢城
交通 JR左沢線「左沢駅」から徒歩20分。
築城年代 1346〜70年(正平年間)
築城者 大江元時
形式 山城
主な城主 左沢氏
1346〜70年(正平年間)寒河江城主大江氏7代時茂の3男元時により築かれたとされ、元時は左沢氏を称し、9代続いた。
1584年(天正12)山形城主最上義光により寒河江氏が攻め滅ぼされると、最上氏の支配下となった。
1622年(元和8)最上氏が改易となると、鶴ヶ岡城主酒井忠勝の弟直次が1万2千石で左沢に入部した。直次ははじめ左沢楯山城に入城するが、その後小漆川城を築いて移ると、左沢楯山城は廃城となった。
城址は城内を横断する蛇沢を挟み北側丘陵の「八幡座」・「寺屋敷」、南側丘陵の「千畳敷」・「八幡平」等の曲輪群から成る。北側丘陵は未見だが、南側丘陵は楯山公園として整備され、遺構も良く残されている。
三の丸跡碑 八幡平虎口 八幡平
三の丸からの眺め 三の丸下腰曲輪 竪堀

参考文献 「現地案内板」
                        「山形・宮城・福島の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年9月