飯野城

飯野城いいのじょう
宮崎県えびの市大字原田
Mapion

--南東から城址遠望--
別名 鶴亀城
交通 JR吉都線「えびの飯野駅」から徒歩35分。
築城年代 1190〜99年(建久年間)
築城者 真幸太郎兼幸
形式 山城
主な城主 島津義弘
1190〜99年(建久年間)真幸太郎兼幸(日下部氏)が居城したと伝えられ、5代貞房の時、三山城主北原兼幸の手に渡った。
1562年(永禄5)北原氏が滅んだ後、三山城を奪い、真幸院東半分を接収した伊東氏に備える為、1564年(永禄7)島津義弘が入城し、真幸院西半分を領した。この時義弘は加久藤城を改修し、広瀬夫人を置いた。
義弘はこの飯野城に30歳から56歳までの間26年居城し、木崎原合戦を始め、数々の合戦に出陣している。1589年(天正17)義弘は薩摩国松尾城へ移り、1615年(元和1)飯野城は廃城となった。
大手門跡 弓場 本丸

参考文献 「現地案内板」
                        「大分・宮崎・愛媛の城郭 新人物往来社」  
訪城回数 1
2008年1月