猪倉城

猪倉城いのくらじょう
栃木県日光市猪倉
Mapion
登山口地図
--東尾根堀切--
別名
交通 JR日光線「下野大沢駅」から登山口まで徒歩35分。
地図の地点、北東麓に建つ泉福寺から登山道があります。
築城年代 1521〜28年(大永年間)
築城者 鹿沼右衛門
形式 山城
主な城主 鹿沼右衛門
築城年代については1288〜93年(正応年間)坂田山館主鹿沼権三郎入道教阿説と1521〜28年(大永年間)鹿沼城主鹿沼右衛門説の2説ある。
1576(天正4)壬生氏の内紛により壬生城主4代壬生綱雄は叔父である徳雪斎周長と猪倉城主鹿沼右衛門らに謀殺されるが、1579年(天正7)綱雄の子義雄は周長を討ち、この時猪倉城は義雄に従う板橋城主板橋将監親棟に攻められ落城したと伝えられる。
標高420メートル、通称寺山に築かれている。山頂の楕円形の主郭と桝形状の空間を挟み、北の細長い北曲輪、そして堀切により独立した主郭西の曲輪を中心とし、北・北東・東尾根に複数の曲輪・堀切を設けている。
麓に建つ泉福寺 北曲輪下帯曲輪 北曲輪
北曲輪・北出丸間堀切 北出丸 主郭下桝形
北下から主郭方面 主郭下腰曲輪に立つ城址碑 主郭
主郭・西曲輪間堀切 西曲輪 東尾根堀切
東尾根曲輪 東尾根曲輪下・半円形の横堀 北東から城址遠望

参考文献 「とちぎの古城を歩く 下野新聞社」
           「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2021年2月