木下勝俊屋敷

木下勝俊屋敷きのしたかつとしやしき
愛知県名古屋市中村区中村町木下
Mapion

--木下長嘯子邸址碑--
別名 長嘯子屋敷
交通 地下鉄東山線「中村日赤駅」から徒歩5分。
築城年代     
築城者     
形式 屋敷
主な城主 木下勝俊
豊臣秀吉の正室高台院(北政所・ねね)の兄である木下家定の子木下勝俊屋敷跡。
1587年(天正15)播磨国龍野城を与えられ、1594年(文禄3)若狭国後瀬山城へ移り、9万石を与えられた。
1600年(慶長5)関ヶ原合戦の年、鳥居元忠と共に山城国伏見城を預かるが、間も無く城を退去した為、戦後任務放棄の咎により失脚した。
勝俊は洛東東山に隠棲し、剃髪して長嘯子と号した。その後細川幽斎・林羅山・松永貞徳らと交わり、和歌を詠み続け、1649年(慶安2)没した。
名古屋競輪場付近が屋敷跡とされ、現在常泉寺西入口に屋敷跡碑が移されている。

参考文献 「現地案内板」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2017年4月