清野氏館

清野氏館きよのしやかた
長野県長野市松代町清野
Mapion

--古峰神社・清野氏碑--
別名       
交通 長野電鉄屋代線「象山口駅」から徒歩20分。
築城年代   
築城者 清野氏
形式
主な城主 清野右近大夫
清野氏の出自については諸説あり明らかではないが、1440年(永享12)の「結城陣番帳」に雨宮・漆田・生仁氏と共にその名が見える。武田氏北信濃侵入前には鞍骨城を本城とし、東に竹山城、西は唐崎城、南西は鷲尾城を外郭としこの地一帯に勢力を持っていたと見られる。
村上氏に属していたが、1550年(天文19)、葛尾城落城の3年前には寺尾城の寺尾氏と共に既に武田氏に通じていた。
1582年(天正10)武田氏滅亡後は上杉景勝に従い、その後景勝が会津へ転封となると、それに従い1万1千石の知行を得ている。

参考文献  「長野・山梨の城郭 新人物往来社」
     「戦国武田の城 有峰書店新社」
訪城回数 1
2008年10月