群馬県吾妻郡東吾妻町郷原
--御殿跡石垣--
| 別名 | |
| 交通 | JR吾妻線「郷原駅」から徒歩20分。 |
| 築城年代 | 1582年(天正10) |
| 築城者 | 真田昌幸 |
| 形式 | 館 |
| 主な城主 |
| 1582年(天正10)3月、甲斐国武田勝頼が織田・徳川連合軍に攻められた際、真田昌幸は勝頼に岩櫃城に入り、再挙を図るよう進言した所、これを許された為、急いで帰国し、勝頼を迎えるべく僅か3日で造ったといわれる御殿跡。 しかし勝頼は新府城に火を放つと、譜代の臣小山田信茂の言を取り入れ、岩殿城を目指し、その後田野において自刃、武田家は滅亡し、勝頼がこの地に来る事は無かった。しかし昌幸はそれ以前、後北条氏に帰順を申し入れていたともされ、どこまでが史実かは明らかでない。 その後昌幸の一族である根津潜竜斎という山伏が御殿跡を拝領して寺とし、巌下山潜竜院と称した。 岩櫃山南山腹に設けられており、広い面積を有するが現在は石垣が残るだけとなっている。 |
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| 南から岩櫃山遠望 正面付近が御殿跡 |
西から見る御殿跡 | 石垣�� |
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| 石垣�� | 南側には土塁があったようだが 消滅している |
東から見る御殿跡 |
｢歴史群像シリーズ 学研」
「群馬県の中世城館跡 群馬県教育委員会」
訪城回数 1
2014年5月
