松江城

松江城まつえじょう
島根県松江市殿町
Mapion

--天守閣--
別名 千鳥城
交通 JR山陰本線「松江駅」から徒歩25分。
築城年代 1611年(慶長16)
築城者 堀尾吉晴
形式 平山城
主な城主 松平直政
松江城が築かれる以前、この地は亀田山と呼ばれ、鎌倉時代に末次氏の祖となる佐々木胤清が築いた末次城があったとされる。
1600年(慶長5)関ヶ原合戦後、出雲・隠岐24万石に封ぜられた堀尾吉晴・忠氏父子は、月山富田城に入城したが、交通の便が悪く、城下町を経営するのに狭い事等から新城の築城を決意する。その候補地として吉晴は洗合山、忠氏はこの亀田山が最適と考えていたが、忠氏が急死すると、吉晴は忠氏の意見を取り入れ、この地に築城を開始した。そして吉晴の死後、跡を継いだ忠晴の頃に五層の天守閣が完成した。
忠晴の死後、嗣子が居なかった為に断絶すると、代わって京極忠高が入城するが、忠高も嗣子が居なかった為に断絶し、1638年(寛永15)信濃松本城から松平直政が入城した。以後10代松平氏が続き、明治を迎えた。
南東水掘・南櫓・中櫓 二の丸下の段 二の丸下の段石垣
太鼓櫓 本丸武具櫓跡石垣 二の丸
二の丸・南櫓 千鳥橋(廊下橋跡)
奥が三の丸で県庁敷地となる
本丸南多聞櫓
天守閣 天守閣内 天守閣から南方、宍道湖方面
天守閣 奥去口ノ門跡 北ノ門跡
水の手門跡 馬洗池 西水堀

参考文献 「現地案内板」
                        「鳥取・島根・山口の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2012年10月