村木砦

村木砦むらきとりで
愛知県知多郡東浦町森岡取手
Mapion

--村木砦址碑--
別名           
交通 JR武豊線「尾張森岡駅」から徒歩10分。
築城年代 1532〜55年(天文年間)
築城者 今川義元
形式 平城
主な城主 松平義春
1532〜55年(天文年間)尾張侵攻を目論む今川義元は鳴海城大高城・沓掛城を攻略する。続いて織田信長に属する水野氏の緒川城攻略の為、付城としてこの村木砦を築くと、東条松平義春を城主に置いたとされる。
1554年(天文23)1月22日、水野氏救援の為、那古野城を出陣した信長は熱田から暴風の中を渡海し、知多半島西岸に上陸すると、24日早朝、水野勢と共に三方から村木砦を攻め立て落城させた。
八剣神社一帯が砦址だが、碑・案内板が立つのみで明確な遺構は見当たらない。
八剣神社 八剣神社境内 南から遠望

参考文献 「現地案内板」
                         「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2016年4月