茨城県東茨城郡茨城町小幡
--空堀--
| 別名 | |
| 交通 | JR常磐線「石岡駅」からバス「新小幡」下車。 バス停から徒歩20分。 |
| 築城年代 | 1417年(応永24) |
| 築城者 | 小幡義幹 |
| 形式 | 平城 |
| 主な城主 | 小幡氏・江戸氏・佐竹氏 |
| 1417年(応永24)府中城主大掾詮幹3男である小幡義幹により築かれたとされるが、大掾家当主に詮幹という人物の名は見えず、詳細は不明である。他に鎌倉時代、小田城主小田知重3男である光重が築いたという説もある。 当初小幡氏は水戸城主江戸氏の配下にあったが、やがて自立の傾向を強め、1532年(天文1)江戸通泰に滅ぼされた。江戸氏の影響下に入った小幡城は府中城主大掾氏を攻める拠点として改修され、1585年(天正13)小幡城主として大塚弥三郎・小幡孫二郎の名が見える。 1590年(天正18)12月、後北条氏滅亡後、豊臣秀吉により所領を安堵された太田城主佐竹義宣は水戸城を攻め、江戸氏を追うと、続いて府中城も攻め、大掾氏を滅ぼした。この時小幡城も落城したとされる。 その後小幡は佐竹氏直轄地となり、家臣和田昭為が管理したが、1602年(慶長7)7月、佐竹氏の出羽国秋田移封に伴い、小幡城は廃城となった。 本丸を中心とする5つの曲輪から成り、それらを囲む深い空堀や土塁がほぼ完存している。 |
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| 西から城址遠望 | 大手(土門跡)付近 | 土塁 |
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| 空堀 | 二郭 | 桝形 |
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| 五郭櫓台 | 五郭 | 五郭・七郭間土橋�� |
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| 五郭・七郭間土橋�� | 四郭・五郭間土橋�� | 四郭・五郭間土橋�� |
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| 主郭 | 主郭土塁 | 主郭井戸跡 |
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| 四郭隅に祀られている稲荷社 | 三郭西空堀 | 城址南側 |
「茨城の城郭 国書刊行会」
「茨城・栃木・埼玉の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2018年3月
