越前大野城

越前大野城えちぜんおおのじょう
福井県大野市城町
Mapion

--大天守・小天守--
別名 亀山城
交通 越美北線(九頭竜線)「越前大野駅」から徒歩30分。
築城年代 1575年(天正3)
築城者 金森長近
形式 平山城
主な城主 土井氏
1575年(天正3)越前一向一揆を平定した織田信長は、越前国に柴田勝家を配すると、金森長近に大野郡3万石を与えた。長近ははじめ西方の戌山城に入城するが、翌年からこの地に大野城の築城を開始し、1580年(天正8)に完成したと伝えられる。
1585年(天正13)羽柴秀吉の命を受けた長近は飛騨国に侵攻し、翌年飛騨一国を与えられると飛騨高山へ移った。代わって長谷川秀一、青木一矩、織田秀雄が続いて城主となる。
1600年(慶長5)関ヶ原合戦後、福井城に入城した結城秀康重臣、土屋正明が入り、1623年(元和9)に秀康3男松平直政が入ると、越前松平氏が続いて居城した。
1682年(天和2)土井利房が4万石で入城すると、明治まで土井氏居城として続いた。
堀跡 復元された城門 堀切
本丸石垣 本丸虎口石垣(武者登り) 本丸
本丸石垣 天守閣 内側から見る本丸虎口(武者登り)
小天守 天守閣から北側の眺め 麻木櫓跡

参考文献 「現地案内板」
                        「京都・滋賀・福井の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年10月