和歌山県新宮市新宮
--本丸虎口門跡--
| 別名 | 丹鶴城・沖見城 |
| 交通 | JR紀勢本線「新宮駅」から徒歩20分。 |
| 築城年代 | 1618年(元和4)・1633年(寛永10) |
| 築城者 | 浅野忠吉・水野氏 |
| 形式 | 平山城 |
| 主な城主 | 水野重良 |
| 元々この地は熊野三山を支配していた熊野別当9代殊勝の別邸が在り、以後代々熊野別当が居住したといわれる。平安時代末期、この熊野別当の娘と源為義の間に1男1女が生まれ、姉は丹鶴姫といい、新宮城の別名丹鶴城の名はこれに由来する。また弟は新宮十郎行家で源頼朝・義経は甥に当たる。 1600年(慶長5)関ヶ原合戦後、和歌山城に浅野幸長が入城すると、新宮領はそれまでの支配者堀内氏善に代わり浅野忠吉に与えられた。入封後間も無く忠吉は新宮城の築城し、1615年(元和1)一国一城令により一度廃城となるが、1618年(元和4)再建を許され、再び築城を開始した。1619年(元和5)幸長の弟長晟が安芸国広島城へ移ると忠吉もそれに従い備後三原城へ移る。築城工事は代わって入城した水野重仲に引き継がれ、1633年(寛永10)2代重良の時、完成した。更に1667年(寛文7)3代重上の時に増築され、近世城郭として整備された。 以後明治維新に至るまで、新宮城は紀州藩新宮領支配の中枢として機能した。 |
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| 大手道石段 | 松ノ丸虎口 | 鐘ノ丸 |
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| 鐘ノ丸にある五輪塔 | 鐘ノ丸から見る水ノ手曲輪 | 天守台石垣 |
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| 内側から見る本丸虎口門跡 | 本丸 | 丹鶴姫碑 |
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| 本丸北東門跡 | 出丸 | 水の手曲輪 |
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| 水の手曲輪石垣�� | 水の手曲輪石垣�� | 水の手曲輪石垣��・熊野川 |
「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2013年8月
