山梨県北杜市須玉町江草
--横堀--
| 別名 | 江草城・江草小屋・城山・浦城 |
| 交通 | JR中央本線「韮崎駅」からバス「孫女」下車。 |
| 築城年代 | 1394〜1428年(応永年間) |
| 築城者 | 江草信泰 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 今井信元 |
| 築城年代は不明だが、城址東北に建つ見性寺の寺記に、1320年(元応2)5月4日夜、信田小右衛門実正・小太郎実高父子がこの城で討死したとある。また1394〜1428年(応永年間)甲斐武田氏10代信満3男である江草兵庫助信泰が居城したといわれ、見性寺に位牌と木像が安置されている。 1531年(享禄4)甲斐国人衆と対立する武田信虎は河原辺合戦に勝利すると翌年9月、今井信元と江草一族が籠もり、最後の抵抗を続けていた獅子吼城を攻略し、甲斐統一を果たした。 その後武田信玄の時代には烽火台としての機能を有していた。西方に中尾城・若神子城・大豆生田砦・能見城・新府城等まで遠望出来、塩川上流、小尾街道(穂坂路)沿いの馬場烽火台・大渡烽火台・比志の城山、そして甲信国境の信州峠を結ぶ中継地として重要された。 1582年(天正10)3月、武田氏滅亡後、甲斐・信濃諏訪郡の領主となった河尻秀隆が武田家旧臣や農民等の国人一揆により討たれると甲斐国は一時的に無主地となり、徳川家康と後北条氏が領有を巡り争った。この時新府城に陣を構える家康に対し、北条氏直は若神子城に本陣を構え、大豆生田砦・獅子吼城にそれぞれ兵を配したが、9月初旬、徳川方服部半蔵率いる伊賀組と津金衆・小尾衆等の旧武田家遺臣がこの城に夜襲をかけて落城させている。「天正壬午の乱」 |
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| 東尾根 | 東尾根曲輪 | 東尾根堀切・竪堀 |
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| 竪堀 | 東堀切 | 竪堀 |
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| 石垣 | 内側から見る桝形虎口 | 横堀�� |
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| 横堀�� | 横堀下に伸びる竪土塁 | 竪堀 |
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| 井戸跡・炭焼窯跡？ | 本丸東下腰曲輪�� | 腰曲輪に残る石垣 |
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| 本丸虎口・石門 | 本丸 | 本丸から西の眺め |
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| 西麓を流れる塩川 | 見性寺 |
北から城址遠望 |
「甲斐の山城と館 戎光祥出版」
2006年6月
2024年3月
2024年3月
