萩原諏訪城

萩原諏訪城はぎわらすわじょう
岐阜県下呂市萩原町萩原
Mapion

--城址碑--
別名 金森旅館
交通 JR高山本線「飛騨萩原駅」から徒歩5分。
築城年代 1585年(天正13)
築城者 佐藤秀方か
形式 平城
主な城主 佐藤氏・金森氏
築城者・年代については諸説あるが、1585年(天正13)松倉城主三木氏を滅ぼした金森長近が飛騨国を与えられると、長近の義兄弟である上有知城主佐藤秀方が高山城の支城として築いたとされる。
1600年(慶長5)関ヶ原合戦の際、佐藤方政は西軍に従った為、戦後所領は没収となった。
1615年(元和1)一国一城令により廃城となると、「金森旅館」と称して金森家の公用宿所となった。しかし1692年(元禄5)金森頼時の時、将軍徳川綱吉の不興を買い、出羽国上山へ移されると、飛騨国は天領となり、高山城と共に破却された。
諏訪神社境内が本丸で、周囲には石垣や堀が残されている。ここから南側が大手で、二の丸・三の丸があったようだが、こちらは住宅地となっている。
諏訪神社社殿 本丸西石垣 本丸北東櫓台跡に建つ稲荷神社
本丸南東櫓台跡石垣・堀 本丸東堀 本丸東石垣

参考文献 「現地案内板」
                        「静岡・愛知・岐阜の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年4月