戸ノ本古戦場

戸ノ本古戦場
高知県高知市長浜

1560年(永禄3)5月27日
長宗我部国親×本山茂辰
Mapion

--戸ノ本古戦場--
交通 各線「高知駅」からバス「長浜」下車。バス停から徒歩15分。
1521〜28年(大永年間)長岡郡本山城を本拠とする本山梅慶(清茂)は朝倉城を築き、土佐平野部へ進出すると、1532〜55年(天文年間)岡豊城主長宗我部国親の種崎城に対抗する為、浦戸城長浜城を築いて対峙した。
1560年(永禄3)5月26日夜、国親は元家臣福留右馬允の手引きの下、長浜城を奇襲し、攻略。長浜城主大窪美作守は朝倉城へ逃れ、茂辰に国親襲撃を報告した。翌日27日茂辰勢2500は長浜へ向かうと、国親も1000を率いて出陣し、戸ノ本で両軍は激突した。この合戦で国親の子元親は22歳で初陣し、活躍。敗れた茂辰は浦戸城へ逃れるが、その後朝倉城も追われ、長宗我部氏の土佐統一の発端となる合戦であった。
地図の地点、戸ノ本1号公園に案内板が立つ。

参考文献 「現地案内板」
              「歴史群像シリーズ 学研」
2017年1月