兵庫県宍粟市山崎町宇野
登山口地図
--本丸石垣--
兵庫県宍粟市山崎町宇野 登山口地図 --本丸石垣-- |
| 別名 | 長水山城・広瀬城 |
| 交通 | 各線「姫路駅」からバス「山崎」下車。乗り継ぎ⇒ 「山崎」からバス「西五十波」下車。 地図の地点、林道終点から登山道があります。 |
| 築城年代 | 1352〜56年(文和年間) |
| 築城者 | 赤松則祐 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 宇野氏 |
| 1352〜56年(文和年間)白旗城主赤松則村(円心)3男である赤松則祐により築かれたと伝わり、広瀬師頼が置かれたとされる。 1441年(嘉吉1)嘉吉の乱で敗北し、城山城で赤松家が一旦滅亡すると、西播磨守護代を務めた赤松氏一族である宇野氏が支配し、その後篠ノ丸城から長水城に本拠を移したとされる。 1538年(天文7)11月、出雲国尼子氏が播磨国に侵攻すると、篠ノ丸城と共に長水城も落城し、2年間尼子氏の支配下に置かれたが、その後再び宇野氏が復帰した。 1577年(天正5)織田信長による中国攻めが始まると、宇野氏等、播磨諸将は織田氏に従い、宇喜多方に属していた上月城は落城した。しかし翌年尼子勝久・山中鹿之助(幸盛)らが守る上月城が毛利氏に攻められ、落城すると、宇野氏は毛利方に転じた。 1580年(天正8)1月17日、羽柴秀吉は三木城を攻略すると、4月、聖山城に本陣を置き、宇野氏諸城を次々攻略、城主宇野政頼の子である光景が守る篠ノ丸城を落とすと長水城麓を焼き払い、付城を築いて包囲した。5月8日、政頼・祐清父子は3男である美作国大原城主新免宗貞を頼り、長水城を脱出するが、木下(荒木)重堅・蜂須賀正勝・神子田正治らの軍勢に追いつかれ、千種大森で討死、宇野氏は滅亡した。 その後宍粟は神子田正治、次いで1584年(天正12)7月、黒田孝高(如水)の領地となり、篠ノ丸城に本拠が置かれたと伝えられ、長水城はその役割を終えた。 標高584メートル、長水山山頂に位置する本丸を中心とし、北・南・東尾根に曲輪が並ぶ。本丸に建つ信徳寺は討死した城兵を祀る為に建立されたといい、東側に高石垣が築かれている。東尾根には民家が建つが、ここにも石垣が残されており、更に登山道を下ると、井戸跡も残る。また南西麓、伊水小学校は居館跡とされ、こちらからも登山道がある。 |
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| 井戸跡�� | 井戸跡�� | 東尾根曲輪 |
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| 東尾根石垣 | 本丸南下曲輪 | 本丸へ続く階段 |
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| 本丸東石垣�� | 本丸東石垣�� | 本丸東石垣�� |
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| 本丸に建つ信徳寺 | 本丸・二の丸間鞍部 | 二の丸 |
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| 東側の眺め | 二の丸帯曲輪 | 二の丸南堀切�� |
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| 二の丸南堀切�� | 南尾根曲輪 | 南西、篠ノ丸城から城址遠望 |
