桐原城

桐原城きりはらじょう
長野県松本市入山辺
Mapion
登山口地図

--石垣--
別名 蓮法城・蓮峯城
交通 長野自動車道「松本」ICから車で20分。
築城年代 1460年(寛正1)
築城者 桐原真智
形式 山城
主な城主 桐原氏
1460年(寛正1)犬甘城主犬甘大炊介政徳の弟桐原大蔵真智により築かれたとされ、以来桐原氏代々の居城となった。
1550年(天文19)7月10日、小屋城に入城した武田晴信は、小笠原長時が拠る林城攻略を開始した。15日に乾の城(埴原城か)が落城すると、林城をはじめ深志城山家城等の周辺諸城と共に桐原城も自落した。この時桐原氏は長時に忠節を尽くし、葛尾城主村上義清の下へ同道したとされる。
武田氏時代には遠山氏が入城したが、1582年(天正10)武田氏滅亡後、小笠原貞慶が旧領を回復すると、桐原氏も復帰したといい、現在見られる遺構はこの頃のものと考えられている。
堀切 虎口 三郭虎口・石垣
石垣 曲輪跡 本丸
本丸背後石垣 本丸背後堀切 城址遠望

参考文献 「信濃の山城と館 戎光祥出版」
          「山梨・長野の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2006年10月