堀之内大台城

堀之内大台城ほりのうちおおだいじょう
茨城県潮来市堀之内
Mapion

--城址碑--
別名   
交通 JR鹿島線「潮来駅」からバス「牛堀中央」下車。
バス停から徒歩25分。
築城年代 1592年(文禄1)
築城者 佐竹義宣
形式 平山城
主な城主 佐竹義宣
1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めに参陣した太田城主佐竹義宣は常陸一国を安堵されると水戸城主水戸氏、府中城主大掾氏を攻め滅ぼした。更に翌年、島崎城主島崎義幹をはじめとする鹿行地域各氏を太田城に招いて謀殺、常陸国南部を手中にした。
1592年(文禄1)義宣は鹿行地域の新たな支配拠点として堀之内大台城の築城を開始、1596年(慶長1)完成すると小貫頼久が城代として入城した。
1602年(慶長7)義宣は出羽国秋田へ転封となり、堀之内大台城は僅か6年で廃城となった。
城址は牛堀中学校敷地となり、遺構の大半が消滅しているが、発掘調査により主殿建築や庭園、櫓跡等の遺構が確認され、逆井城跡公園に調査に基づいて主殿が復元されている。
南西から遠望 北に建つ八坂神社 逆井城址に復元された主殿

参考文献 「戦国の城 学研」 
                    「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2022年3月