津城

津城つじょう
三重県津市丸之内
Mapion

--復興櫓--
別名 安濃津城
交通 各線「津新町駅」から徒歩15分。
築城年代 1570〜73年(元亀年間)
築城者 織田信包(長野信兼)
形式 平城
主な城主 藤堂高虎
1570〜73年(元亀年間)織田信包(長野信兼)により築かれ、1580年(天正8)五層の天守が完成した。
1594年(文禄3)信包が丹波国柏原に移ると、翌年富田信広が入城する。
1600年(慶長5)関ヶ原合戦の際、信広の子信高は東軍に従った為、津城は山城国伏見城を落とし、勢いに乗る西軍3万余の大軍に包囲された。激戦の末、津城は開城するが、関ヶ原合戦後、信高は大軍を釘付けにした戦功により徳川家康から加増を受けている。
1608年(慶長13)信高が伊予国宇和島城へ移ると、伊予国今治城から伊賀・伊勢20万石を与えられた藤堂高虎が入城した。当初高虎は津城を平時の居城とし、伊賀国上野城を有事の城としたが、1615年(慶長20)大坂の陣の後、津城が本城となり、藤堂氏代々の居城として、明治に至るまで続いた。
西の丸虎口 入徳門 藤堂高虎像
天守台石垣 本丸埋門 復興櫓
復興櫓・石垣 北堀 高山神社

参考文献 「現地案内板」
                         「三重・奈良・和歌山の城郭 新人物往来社」   
訪城回数 1
2013年1月