群馬県前橋市石倉町
--城址碑--
| 別名 | |
| 交通 | 各線「新前橋駅」から徒歩30分。 |
| 築城年代 | 1485年(文明17) |
| 築城者 | 長尾憲景 |
| 形式 | 崖端城 |
| 主な城主 | 長尾氏・内藤昌豊 |
| 1485年(文明17)蒼海城主長尾忠房の嫡子憲景により築かれたとされる。 1512年(永正9)相模国新井城合戦で憲景が討死すると3男である長景が城主となる。 1563年(永禄6)武田信玄の西上野進攻に際し、長景は厩橋城の守りにつくが、その留守を信玄が占拠し、城代として曽根七郎兵衛・與左衛門兄弟を置いた。 1565年(永禄8)上杉謙信が攻略し、城代として荒井甚六郎を置いた。しかし倉賀野城を攻略した信玄が東上州勢が籠もる厩橋城と箕輪城を分断する為、再度攻略して再築し、保渡田城主内藤昌豊・外記父子が兼帯した。 その後石倉城を巡り、武田氏・上杉氏との間で争奪が繰り返され、1582年(天正10)神流川合戦後、後北条氏が厩橋城主北条高広を攻めた時、石倉城に布陣している。 1590年(天正18)豊臣秀吉による小田原攻めの際、石倉城は小林左馬助が守っていたが、依田(松平)康国に攻められ開城した。この時康国は討死したとも、また開城時に城内で手違いが起こり、左馬助に刺殺されたともいう。 利根川崖端を本丸とし、西側へ半円状に二の丸・三の丸・外曲輪が築かれていたとされるが、宅地化によりその面影は無く、二の丸跡の公園に碑が立つのみとなっている。また石倉城の創設について混同もあるようで、長尾氏築城の石倉城と武田氏築城の石倉城が同一のものか不明な点も多い。 |
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| 二の丸跡公園�� | 二の丸跡公園�� | 北東から城址遠望 |
「群馬県の中世城館跡 群馬県教育委員会」
「茨城・栃木・群馬の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2014年5月
