広島県広島市安佐北区可部町
--北東尾根・畝状竪堀群--
| 別名 | 三入高松城 |
| 交通 | JR可部線「可部駅」から登山口まで徒歩25分。 南西麓、根の谷川沿いにある墓地に案内板があります。 |
| 築城年代 | 戦国時代初期 |
| 築城者 | 熊谷信直 |
| 形式 | 山城 |
| 主な城主 | 熊谷信直・高直・元直 |
| 戦国時代初期、伊勢が坪城主熊谷氏12代信直が新たな本拠として築いた事に始まるといわれるが、移転の時期は諸説あり、また熊谷氏以前、既に城郭として用いられていたともいい、二階堂是藤が拠った記録も残る。 1533年(天文2)頃までに熊谷氏は銀山城主安芸武田氏から離反し、吉田郡山城主毛利元就の支配下に入り、以後各地を転戦、信直の子である高直の時、麓に土居屋敷を築いている。 1591年(天正19)毛利輝元が広島城を築いて移ると、高直の子である元直も高松城を廃して広島城下に移った。 1600年(慶長5)関ヶ原合戦後、輝元が周防・長門2国に減封されると元直もこれに従い、萩に移った。 標高339メートル、高松山に築かれている。主要部は山頂の2段に分かれた本丸を中心とし、西に二の丸・三の丸、東に鐘の段、南尾根に馬場・与助丸を設け、Ｔ字型に曲輪を配した構造をしている。鐘の段から北東尾根上には階段状に曲輪を並べ、更に降った曲輪群には畝状竪堀群や堀切、石垣が見られ、城域は広大である。 |
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| 与助丸南堀切 | 与助丸 | 馬場・井戸跡 |
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| 三の丸に建つ高松神社 | 三の丸・二の丸間堀切 | 二の丸 |
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| 本丸�� | 本丸�� | 本丸石積み |
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| 本丸・鐘の段間堀切 | 北東尾根・畝状竪堀群 | 北東尾根・竪堀 |
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| 北東尾根・石垣 | 北東尾根・堀切 | 北東尾根・曲輪跡 |
「広島・岡山の城郭 新人物往来社」
訪城回数 1
2019年12月
